人工甘味料について
現代の食生活では、人工甘味料を口にする事は日常的にあるかと思います。
ボディメイクをしている方は、ゼロカロリー食品やドリンク、プロテインやBCAAなどで人工甘味料が使われている物を活用されているかたもいらっしゃるかと思います。
今回は、この人工甘味料とはどういうものか?ボディメイクに影響はあるのか?と言った点についてお伝えさせていただきます。
まず、人工甘味料とは天然には存在しない、人為的に化学合成した甘い物質の事を指します。
代表的な物で言うと、サッカリンやアスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなどがあります。
甘みが非常に強いのが特徴ですが、体内で消化吸収されないためカロリーとなりません。
ダイエット食品などに良く使用されております。
しかし、体内で消化吸収されないことで、腸の中で人工甘味料が停滞してしまう事があります。
すると、その部分だけ浸透圧が高くなってしまいます。
それを調整しようとして、水分を引き込み、浸透圧を下げようとする働きが起こります。
こうして腸の中に水分が引き込まれるため、人工甘味料を使いすぎると、お腹が緩くなってしまう事があります。
また、カロリーがない人工甘味料ですが、使用する事によって食欲を増進させてしまうという働きがございます。
膵臓に、甘みを感じるレセプターが存在し、人工甘味料の刺激によってインスリンが分泌されます。
インスリンが分泌されれば、血糖値は低下します。
通常の食事であれば、食事から糖質を摂取しているので血糖値は回復します。
なので、食後に空腹感を感じることは少ないかと思います。
ただ、人工甘味料の場合は糖質を摂取してないため、血糖値は低下したままになり、食後も空腹感を感じやすくなってしまいます。
ただ、ダイエット中はどうしても甘い物が欲しくなる事はあるかと思います。
人工甘味料が多いものを取り入れる際は、決められた食事量をオーバーしないようにコントロールしていく事が重要になってまいります。