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MCTとは?

近頃、スーパーなどでもMCTオイルやMCTパウダーを見かけることも多くなってまいりました。

今回はそのMCTがどんな働きをするかをお伝えしてまいります。

MCTとは、中鎖脂肪酸のことです。

中鎖というのは、炭素の数が中くらいということで、脂肪酸に含まれる炭素の数が8個のカプリル酸や10個のカプリン酸(オクタン酸)のことを、MCTと呼びます。

このように炭素の数が少ないと消化吸収がはやく、またエネルギー化も早くなります。

MCTの類似品として、ココナッツオイルというものがございます。

しかし、MCTが100%中鎖脂肪酸なのに対し、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸の割合は60%程で、残りの40%は長鎖脂肪酸です。

ココナッツオイルは味も良く、簡単に入手出来ますが、効果としては純粋なMCTの方が高くなります。

MCTは長鎖脂肪酸に比べて4倍速く酸化され、、ケトン体生成量は10倍になります。

ココナッツオイルは摂取3時間後にケトン体レベルが最大になるのに対し、MCTは摂取後1.5時間で最大レベルになるといわれております。

低糖質のダイエットをしていくときには、いかにケトン体レベルを迅速に高めるかがポイントとなります。

なので、普通の食事から低糖質ダイエットの食事に移行する際に、MCTオイルは非常に役に立つのです。

また、MCTは消化吸収が早いことからDIT反応(食事誘発性熱産生)も活発であり、食後6時間までのDIT総和数はMCTの方が長鎖脂肪酸よりも優位に多いことが分かっています。

※DIT(食事誘発性熱産生)…食事をした後、安静にしていても代謝量が増大すること。食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費される。

しかし、MCTは人によって、お腹が緩くなってしまう可能性がございます。

1回5g程度を目安に出来るだけ小分けにして、摂取することをおすすめ致してます。

どうしてもダメな場合は、少量のレシチン(ティースプーン半分程度)に溶かして乳化するのもおすすめです。

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