正しい低糖質食事法について
ダイエットをする際、「まずは糖質の摂取を控えよう!」と思われる方は多いのではないかと思います。
しかし、低糖質食事法は正しく実施していかないと思うように痩せていかなかったり、リバウンドのリスクを高めてしまうだけでなく、健康面のリスクや肌荒れ、抜け毛など美容面のリスクも高めることになります。
ここでは、AFFEXでご提供している正しい低糖質食事法についてお伝え致します。
※AFFEXでは、短期間でのボディメイクをご希望される方など特別な事情がある方以外には、低糖質食事法は推奨しておりません。
今までのお食事から極端に変化を与えることでかかるお身体への負担を避けるためです。
短期間でボディメイクをしていく必要がある方やボディメイク経験者の方向けのお食事方法です。
具体的な食事方法をお伝えする前に、なぜ糖質を過剰摂取すると体脂肪が蓄積してしまうのかをご説明致します。
①糖質を摂取する
②血中グルコース濃度(血糖値)上昇
(増えすぎると血管を傷つけたり、血液ドロドロに)
③膵臓からインスリン分泌
(インスリン…血糖値を下げる、筋合成、脂肪合成に働く)
④血中グルコースは、筋や肝臓にグリコーゲンとして貯蔵される
(グリコーゲン1g水3gと結びついて体内に貯蔵される)
⑤筋や肝臓に蓄えられなかった分は体脂肪として蓄積されてしまう
こちらが、糖質を摂取してから体内に体脂肪として蓄積されるまでの大まかな流れです。
低糖質のお食事を行い、糖質の摂取量を減らす事で、筋や肝臓にグリコーゲンを蓄えきれなくなる事が無くなりますので、体脂肪の蓄積を防ぐことが出来るのです。
また、インスリンの過剰分泌も抑制されるので、脂肪合成の促進も防ぐことが可能になります。
では、実際にどのようなお食事を選択すれば健康的に低糖質食事法で痩せることが出来るのでしょうか?
まず、重要になるのはお身体を「ケトーシス状態」に切り替えることです。
ケトーシス状態とは、体内のグリコーゲンをほぼ使い切って、脂質をエネルギーとして使わなければいけない状態の事です。
ケトーシス状態になるためには、糖質の摂取量を1日の総摂取カロリーの10%以下、もしくは20〜50g/日まで抑えていくことが必要です。
その際に避けるべき食材は、
・ご飯類、パン類、麺類、果物、芋類、根菜類、牛乳、ヨーグルト(加糖)、揚げ物、練り物、加工食品、暖かい色のお野菜、みりん、ケチャップ、ソース、ビール、日本酒、ジュースなど
です。
上記のような糖質の多い食材は避けていくことが重要です。
糖質の摂取量を抑えていく分、脂質の摂取量を増やしていく必要があります。
脂質に関しては、エネルギー変換しやすいものなど良質なものを選択していきましょう。
代表的な食材は、
・MCTオイル、ナッツ類、アボカド、青魚、オリーブオイルなど
です。
具体的なボリュームに関しては、個人差がございますのでAFFEXの経験豊富なトレーナーにお尋ねくださいませ!