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カフェインについて

今回は、皆様の中でも日頃からよく摂取されている方もいるであろう「カフェイン」について、お伝え致します。

カフェインとは、コーヒーの最も特徴的な成分で、お茶やココア、コーラなどにも多く含まれる成分です。

アルカロイドという化合物の仲間で、覚醒作用や解熱鎮痛作用があり、眠気、倦怠感、頭痛に対する効果がある医薬品としても使用される事があります。

上記のような働きのほか、利尿作用や自律神経の働きを高める作用、集中力を高める作用、運動能力を向上させる作用など、様々な働きがある事が分かっております。

このように多くの働きを持つカフェインですが、ボディメイクに対してはどのように活用する事が出来るでしょうか?

まずは、上記でも述べた覚醒作用についてです。

この覚醒作用は古来より注目され、利用されてきた働きです。

カフェインは、摂取後約30分で、血流に乗り脳に到達します。

記憶力や計算力の向上、疲労の抑制、運動能力の向上など、覚醒作用を十分に発揮するために、運動の30分ほど前にカフェインを摂取すると効果的であると分かります。

また、カフェインが交感神経を刺激することによって、脂肪細胞での脂肪分解酵素の働きを高める効果や、血管を拡張させる効果があるとも言われております。

脂肪分解酵素の働きを高めるということは、脂肪燃焼をより効率よく行えるということです。

カフェインは、ダイエットにも有効的だという事が分かります。

そして、血管を拡張させる働きもあるのでトレーニング中の血流量を増加させ、パフォーマンスを向上させたり、運動によって生じる乳酸やアンモニアなどの副産物を素早く除去してエネルギー生成を促進させる働きもございます。

この反応に伴い、成長ホルモンの分泌促進や、筋肉を構成するタンパク質の分解抑制や合成促進などが起こります。

そのため、ダイエットだけでなく、筋肥大にも効果的であると言えます。

このようにメリットが多くあるカフェインですが、効果を出すためにとにかく多く摂取すれば良いというものではございません。

カフェインを過剰に摂取しすぎると、カフェイン中毒になり、吐き気や嘔吐、手足のしびれ、動機や悪寒、最悪の場合死に至ることもございます。

コーヒーなどだけで、致死量に達することはごく稀ですが、コーヒーに比べて大量に飲みやすいエナジードリンクや錠剤を利用してカフェインを摂取する場合は、注意が必要になります。

健康を維持するためには、

1日あたり 400mg未満

1回あたり 200mg未満

を心がけていただければと思います。

カフェインを多く含むもの

100mlあたり

・コーヒー 60mg

・紅茶 30mg

・レッドブル 30mg

・モンスターエナジー 36mg

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