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有酸素運動と無酸素運動の違い①

有酸素運動は異化運動、無酸素運動は同化運動 と言われています。

異化とは分解する事、同化とは合成する事です。

有酸素運動は血中の遊離脂肪酸が酵素と結合する事によりエネルギーを生み出し、筋肉や体脂肪などの組織を分解する運動です。

無酸素運動は筋肉を動かす時のエネルギー源として酸素が使われないことから無酸素運動と言い、筋肉などを合成する運動です。

ただし直接脂肪を燃焼させない為、ダイエット効果をすぐに実感できるものではありません。脂肪を燃焼させて身体を絞るための有酸素運動、基礎代謝を上げて太りにくくする無酸素運動と考えると分かりやすいでしょう。

まず有酸素運動についてですが、よく有酸素運動は20分以上続けないと効果が出ないと言われますが、これは脂肪分解の場合と言えます。

身体を動かす時に利用される遊離脂肪酸は、運動直後から燃焼され、20分以上継続すると燃焼が早まると言われています。

遊離脂肪酸が分解した後、内臓脂肪が分解されますので脂肪燃焼を目的とするのであればそのようになります。

しかし目的によって必要時間はさまざまです。 ダイエット目的であれば20分以上行うのが効果的ですし、運動不足を補うためや生活代謝の低下改善を目的にするので あれば毎日10分でも効果的です。

また継続して行う事で心肺に負荷がかかり心肺機能も向上する効果があり、スタミナ向上にも直接的に関わるとされています。また、ハードなトレーニングをしても辛さを感じにくくなります。

さらにストレス発散やリラックス効果もあるとされ、これは幸せホルモンと言われる「セロトニン」 が分泌されるためだと言われております。

セロトニンは日光浴などでも分泌されると言われておりますが、リズミカルな運動をする事によってもセロトニン神経が刺激され、分泌が促進されやすくなるそうです。

その為、軽度の疲労を感じリラックスした状態で就寝できるため睡眠の質も向上にも繋がると言われております。

このように有酸素運動にはメリットが沢山ありますが、筋肥大の効果はほとんど認められません。

人間は意識して身体を動かすようにしないと筋肉が衰えてしまいます。

筋肉量は20歳~30歳を頂点に鍛える努力をしない限り、30歳から毎年1% ずつ下降していくと言われています。

20歳~30歳を100%として計算を行った場合、80歳の筋肉量は約半分以下になってしまうとされ、筋肉は動かす事によって 維持され、鍛える事により肥大する事が、年齢を重ねても継続されることが証明されております。

しかし活動量の低下や食欲の低下により筋肉が使われず、また必要な成分が摂取出来ずに筋肉量が減ってしまうのです。そのため同化(無酸素運動)も併用しないと身体の老化スピードが速まってしまうのです。

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