GI値とは?
ボディメイクをしていく上でGI値というものはぜひ意識していただきたいものになります。
GI値とは「グリセミック・インデックス(glycemic index)」の略の事で、インスリンの出方を数値で表したものになります。
糖質の消化吸収が早いと血糖値が急激に上がるため、それだけインスリンも一気に大量に分泌されます。
逆に、ゆっくり吸収される糖質はインスリンの分泌も緩やかになります。
インスリンの分泌が多いものを高GI、少ないものを低GIと呼びます。
インスリンの分泌量が増えると、脂肪合成が促進されるのでダイエットを行う方は低GI食品を選ぶことをおすすめ致します。
このGI値はブドウ糖を100として計算されております。
ただ国によっては、食パンを基準にしている国もあるので国によってGI値の表記が異なる事もございます。
また、GI値はあくまで単品での数値を表します。
なので高GIの食品でも、油ものを一緒に食べたり、繊維質の多いものを一緒に食べることで、GI値を下げる事が出来ます。
ダイエットの観点から言うと、油ものを一緒に食べる事はカロリー過多になる可能性も高いので繊維質の多いものを一緒に食べることをおすすめ致します。
また、単品で同じ食品だったとしても、種類や季節、調理法によってGI値が変動することもあります。
例えば、同じバナナでも青いバナナより、熟したバナナの方がGI値は高くなります。
パスタの場合、アルデンテだと40程度だが茹でると60近くになります。
また、温かいものより冷たい物の方がGI値が下がるなど、同じ食品でも変化が大きく出てきます。
低GI食品を選ぶ時は、種類だけでなく、調理法などにもご注意くださいませ。
また、低GI食品はインスリンの分泌を抑え、脂肪合成を防ぐだけでなく、吸収のスピードがゆっくりなのでトレーニング前に摂取するとエネルギーを長く持続させる事が可能です。